「お-、俺見ての通り野球部。」
「あ、やっぱり!!」
「碧は?なんか入んの?」
「あ、うん。あたし吹奏楽やりたいんだ。」
「へえ-。うちの学校吹奏楽凄いんじゃなかったけ?」
「そ。だからこの学校選んだの!!」
「そっかあ-。じゃあ頑張れよ!!!」
「ありがと-っ」
そのまま教室に一緒に入ると冬が早速、
「あれ、2日目にしていい雰囲気なんじゃな-い?」
って絡んできた。
朝の会話を話すと、
「へえ-、いいじゃんいいじゃん!!」
と、一緒に喜んでくれた。
その日、親睦を深めるため(?)、冬・藍くん・由十くんとわたしの4人でお弁当を食べた。