「かっこよくない?やばうぃっしゅ!」

「波美、アタックしちゃえば~♥」


「ごめん、あたし今水泳に夢中だから♪」

ぷ~って頬を膨らませた有紀。ごめんね。


「もうっ、波美はいつもそうだよ!!」


まぁ、こんな感じであたしは家に帰った。


夕日があたしを真っ直ぐに見つめる。


「恋か・・・。やっぱあたしは水泳だね~」


ひとり言をぶつぶつつぶやいてたら

お母さんが話しに入ってきた。


「な~に?もしかして波美誰かに惚れたの?

あんたがね~。まぁ、青春しなさい♪」


「いや、言われなくてもお母さんみたいに

オバサンで人生を終わろうと思わないから♪」


まぁ?!って目を真ん丸くしたお母さん。