美菜は微笑んでサキを見て


「いいよ。手貸して」


サキの左手首に青い石のついたブレスレットがキラキラ輝いていた


‘あと1つお願いがある’


「なに?」


‘…達哉に『待っている』と伝えて欲しい’


「わかったよ」


美菜は電話しても繋がらなかったから
メールで達哉に伝えた