‘私…’


「サキ。俺も達哉の気持ちが良くわかるよ。」


‘悠生…’


そう…悠生も黒弦神の時期トップになる男が青龍の娘と付き合っているのだから苦しみ悩んだとサキは痛いほどわかった


俯いていたサキが顔を上げて美菜を見た

‘これつけてくれる?’


握っていたブレスレットを美菜に渡した