2人の側を離れなかった威圧的なオーラを放っていた人物がいなくなった途端に

まわりの男達が近づいてきた


「あのーいいですか?」「俺は○○組の若頭の…」「俺は○○県に住んでまして」「うちの娘の護衛を…」「今度…」


一気に喋り掛けられ
美菜は笑顔で頷き

サキはオロオロし

横に立っていた和樹は苦笑いしていた


そして、わからないように達哉の携帯を鳴らした