サキの黒いバイクのガソリンタンクの所に貼ってあった


‘白い龍…’


「そう、サキさんにピッタリでしょ?希望通りそんなに目立たないしね」


達哉はニコニコしてバイクを触っていた

「これからは蝶ではなくて、俺と同じ龍だ」


‘達哉…’


「多分、これからこのバイクはサキと一緒に仕事するはず。大事にしな」


達哉はサキの頭を軽くポンと叩いた