「お前じゃ話しにならん。サキさん」


‘は…い’


「あなたがこの世界を知らないのは当然だ。

だけどな、あなたの本当の力を見てみたいし伸ばしだいんだ」


「前に圭介に聞いた。合気道、護身術、語学力、人を的確に見れる、そしてバイクの腕前…」


「これだけ出来れば少し訓練するだけで十分神龍会の男に勝る位になるはずだ

だから家に来て欲しい。
そして少しの間、私のそばで勉強してはどうかな?」