その音で部屋から
祖父圭介が出てきた

「サキ!どこ行くんだ!」


‘叔父さん、ごめん達哉の所に行く’


「危険だ。やめなさい」


‘ごめんなさい’


と言ってサキはヘルメットをかぶりバイクを走らせた


玄関の方で張っていたバイクの男達が気付いて追いかけた


「逃げられたぞ!」