目の前に…


今まで見た事のない笑顔のサキと


同じ左側の青い瞳を持つスーツ姿の達哉がいた



木の下で寄り添って話しをしている姿を見て


「なんで?」


としか言葉が出てこなかった



「…美菜行こうか」

悠生はそっとその場を離れた


美菜は黙ったままだった