サキは達哉の車のドアを開けて出る


その瞬間達哉はサキの手を握る


「サキ…」


‘達哉…’


「達哉、もう会えないみたいな悲しい顔しないの」


達哉はサキの手にキスをして話した


「サキ…電話する」

‘うん’