「俺、残らなければならないからサキを送っていって欲しい」


「あぁ、良いぞ」


「それと…サキは村木家にいてほしい。」


「森じゃなくていいのか?」


「ああ。森だと誰か来る可能性ある。親父とか…
心配だから実家にいてほしい。挨拶も行きたいし」


「わかったよ。サキ車に乗れ」