「それよりお前達はどうするんだ」


「お父様は私達のこと忘れちゃったかと思った」


ぷっと頬を膨らませて流夜を見た


「忘れてない。パーティーで婚約発表だろ?そして私の娘が新しく出来たと…」

「親父!違うだろ」

「頭、私と美菜の事と…サキはこの世界を知らな過ぎますので宜しくお願いします」


悠生は流夜に頭を下げた


「大丈夫だ。ここじゃなくても森にすんでもいいし、2人で決めればいい」


「親父…」


「ただ…」