2人寄り添い馬に乗りゆっくりと歩く



途中…森の入り口近くにあるものに美菜が気づいた


「あれ?…」


「ん?どうした美菜」


「あの木の影にある車…」


「車?ああ良くあそこに止めているぞ。小屋に仕事に来てる奴の車じゃないかな」


「…」


美菜は考えていた
黒のスポーツタイプの車

ナンバーは見えなかったから分からないが、この辺りではあまり見かけない車


車の事は詳しくないが実家に止まっていた車と同じだった



(なぜ…ここに止まっているんだろう)

疑問に思いながら
馬は森の奥に進んでいった