「…おせーぞ…藍沢、山王」
「すんませーんした。こいつ中々起きねえんだもん」
髪がツンツンな長身の男の子が隣の襟足が長い髪の男の子の頬っぺをつつきながら謝る
襟足が長い男の子はうざったそうにツンツン髪の男の子の手をはらいながらこちらへ近づいてくる
「…誰、?」
「転校生の柊だ」
「ふーん…」
ちょっ…どんどん近づいてくるんですけど…
ついに男の子は私の真ん前にたった
「よろしくね?柊さん」
「あ、よろしくお願いしま――――」
私の言葉はあるものに遮られた
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