三堂くんは頭を抱え、ため息をついた。



それと反対にあたしは意気揚々としていた。



鼻歌なんかも混ざっていた。



勉強を教わる…なんて交流を深めるのにいいんでしょう…☆



これで2人の愛を育もうではないか!



(くるみはほんとバカだな。俺が特別指導してやるよ…)



なんつってなんつって!



恋のラブレッスンの始まり♪



が、しかし―――



「だからさぁ、何回言えばいい?」



遠足の進行内容をある程度決めて、勉強を見てもらっている。