あぁ~!なんてロマンティックな結ばれ方たのかしら。 今、あたしはこの世で一番の幸せ者! なんて妄想を繰り広げるあたしに、 「おい」 って三堂くんが話しかけてきてくれた。 「何?」 笑顔100%で返事をする。 「これ、一応当日の進め方。先生に渡された。委員会とかもあるからその時はいうって」 おでこにペタッと紙を貼られた。 「それとあんた。あんま問題起こすなよ」 えっ…? それはつまりさ…