バレンタイン戦争も夕方になると落ち着いて来た…


ここからは本気で矢島が好きな娘が告白する時間帯。

よし。別れる!!


「矢島?ちょっと話があるんだー」

「ん?わかった!」



あー緊張する。


でもあの王子が待ってる☆



「で何?話って?」

「あ、あのさ。別れない?アタシたち…」


「は?なんでだよ?俺、なんか沙都美に悲しい思いさせたっけ…?」

「違うのアタシ、好きな人できたの…。だから…バイバイ…」

「え、ちょっ、沙都美!!」



これでいいの。