「...心臓?」
私がちぃ〜に言った。
ちぃ〜は俯いた顔をあげて
はっと私の顔を見た。
「うん。なんで分かったの?」
目線を下にしたままさらにちぃ〜は話した。
「心臓が悪かったのもそうだけどね、いじめられてたんだ...」
え...いじめられてた...
「いじめられてた...って...ん?ちょっとよくわからない」
私ゎ話を聞いている時に疑問に思った。
「手術して一年留年してもいじめにあうのは年違っても今だって、普通いじめられるもんじゃない?」
「整形...した...の」
ちぃ〜の目からポタッと涙が流れた。
「体が太くて...ブサイクって...言われ...てて、親にお願いして手術したあと...整形したの」
言葉が途切れとぎれだった。
「颯太達とは整形した後一回会ったの。颯太達は私をいじめたりしなくて優しくしてくれてたから...」
下を向いたままちぃ〜が話す。