「ゆちょん...叩いてごめんね...」
ちぃ〜が私の頬を触った。
「あっ...うん!大丈夫だよ!びっくりしただけ」
私は笑ってみせた。
そしてちぃ〜が口をひらいた。
「私ね、去年まで海外にいて手術してたの...」
心臓...?
あっ!だからいつも体育見学してたのか...
ーーキーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴った。
「俺ら、戻るね」
颯太先輩がそう言って保健室を出た。
「あっ!メールの返事待ってるで」
颯太先輩はニコッと笑い出ていった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…