いったい何が起きた?
「ちぃ〜......」
私は頬に手を当ててちぃ〜のことをみた。
ちぃ〜はふるいていて、とても普通じゃなさそうだった。
「あっ...ゆちょん...ごめ...」
言葉が途切れ途切れだった。
「お〜い!橘いるかぁ〜?」
そう言って教室に入ってきたのは瞬先輩だった。
「橘〜?...いた!!ってえ?」
指差して唖然とする瞬先輩。
「...千夏?」
"千夏"瞬先輩からちぃ〜の名前が出てきた。
「千夏がなんでいんの?ってか橘とりあえず保健室行ってて」
私はなにがなんだかさっぱり分からなかった。
ちぃ〜が私の携帯拾ってくれて、ディスプレイみて
え〜っと...
ちぃ〜にひっぱたかれて、瞬先輩が来て保健室行け?
頭がこんがらがってしまった。