量産される波 知を得て 今もなお掴もうと 謂うのか 破滅の凪ぎ 恐れて あわよくばそれを 逃れるのか 現実は時として 幻想より異なり 申せばそれを 奇跡と喩え 己が胸の奥で 罪を隠さん 人に産まれ 灰となるまで 朽ちゆく魂は 何を嘆く 争い奪い時に与えて その身に刻み込んだ 上っ面な魂は 都合の良い慈悲で救われるなら 僕は祈ろう 魂が救われる事を 僕は望もう その身勝手な希望を エゴと云われようとも・・・