「ハイ、二人ともお茶ですよ。さぁ食べましょう。」
ミヨさんが台所から湯のみを二つお盆に乗せてやって来た。
「「頂きます。」」
「いただきまーす。」
うん。やっぱり自分が作るご飯よりミヨさんが作ったご飯の方がおいしい。
「あれ、駐在さん?交番にいなくていいのかえ?」
「ええ。勝山さんが残ってますし。」
「がつやばざんてー?」
優斗は口に物を含んだまま聞いた。
「僕の先輩のお巡りさんかな。」
「…おじさんよりおじさんってこと?」
「‥おじさん。(泣)」
「オホホホホ。」
ミヨさんは僕が“おじさん”と呼ばれたのが可笑しかったらしい。。