…たかが、かくれんぼにそこまでしなくても。 と言いたかったがその言葉は心にしまい、優斗が置いた(いや、正しくはぶちまけた)ゴミをもとに戻した。 「おまわりさん。」 「…なんだい?」 ようやく、ゴミを片付けた後で少し苛ついていたが相手は子供だ。 僕は平静を保って聞いた。 「…おなかすいた。」 「あぁ…。」 同感だ。