「…あの家にはもうぼくなんかいらないんだ。」
少年は涙目になっていた。
「そんなことないさ!!
ただー…赤ん坊は手間がかかるんだ。常に誰かがそばについてないといけないものなんだ。」
「でも、…だからって誰もぼくと遊んでくれないんだよ。。」
僕の慰めなんか頭に入ってないらしい。
少年はうっうっと泣き声をだした。
僕はなんだか可哀想になってきて少年にこう言った。
「わかった、わかった。じゃあとりあえず今日はお巡りさんと遊ぼう?」
「…ほんとに?」
少年は僕をじっと見つめた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…