バースデーケーキ持って


プレゼント……お小遣いで買ったから安物だけど
持って



みーくんの部屋の前で待つ



もう11時過ぎた……

早くしないと
30日終わっちゃう………



はぁ
ため息ついて
うつ向くと



「……姫っ」


みーくんは
びっくりした表情



「みーくん遅い。30日終わっちゃう」


「遅いって…約束は明日だろう」


ガチャガチャ
みーくんは鍵を開けて


「危ないだろ、こんな時間に女の子が外にいたら……」



みーくんはブツブツ文句をいう



私は構わず
部屋に入って


「ほら。早くケーキでロウソクにフーして」


私はリビングのテーブルにケーキを置く