私も続いて一口頬張る。
「夏にはピッタリですね」
『本当ですよね!』
お互い夏の暑さもあってか、次々と食べていく。
『あ、朝霧さんって失礼なんですけど、何歳なんですか?』
箸を止めて私から質問を投げかけると、朝霧さんはニッコリと笑い…
「16歳の高1です」
『あぁ、高1……、えぇぇ!!
わ、私とタメじゃないですか!!』
私の反応を見て朝霧さんは肩をビクッと震わせた。
嘘ッ!!
普通に大学生かと思ってたし!!
「……芽琉」
『え…?』
自分の名前を呼ばれて朝霧さんの顔を見た。
「芽琉って呼んでもいいかな?」
『…うん!!私も光って呼びま…、呼ぶね!!』
私達は会ったばっかりなのに、時間がたつにつれてどんどんと仲良くなっていった。