「朝霧さんが退院するまで仲良くしてくれな!歳近いしさ!」

『うん!だって朝霧さん美人さんだし大丈夫!パパ達はそっちでラブラブしてなよ!私は朝霧さんとガールズトークしてますから♪』


『じゃねー!!』と言って電話を切った。



よし!!
早速朝霧さんとご飯食べよーっと!



―…



「パパ~♪
何ボーッとしてるのよ♪」

「あ、いや…」


完全に泥酔いしたママの相手を再開したはいいけど…、



「ガールズトークって…、お孫さんは確か男の子だった筈…」

「何ブツブツ言ってるの?」

「いや、何でもない」


ま、気のせいか…



―…



『お待たせしました!』

「すみません、ご飯まで頂いてしまって…」

『いいんです!!どーんっと食べてください!!』


私は朝霧さんを部屋の中に入れて、リビングのテーブルの上に二人前のそうめんを置いた。



『さ!遠慮せずにどうぞ!』

「じゃあ、お言葉に甘えて…」


箸を両手に持って「頂きます」と言ってからそうめんをつゆに付けて一口食べた。