蓮『お前こそ…』
 
睨み付けていると、蓮が口を開いた。
 
蓮『何時だと思ってんだよ…』

と、言葉を残すと…蓮は背を向け歩き出した。
 
そして…
 
ポケットから“何か”を取り出し、後ろ向きでそれを投げてきた。

 
(…と…時計?)

 
鞠音『やッ…
やっば!?遅刻するじゃねぇかーー!?
なんで誰も言わねぇんだよーー!?』

 
竹刀を門下生に押し付けると、急いで自室へと向かった。