蓮は呼ばれて振り返ったが…
明らかに嫌そうな顔をしていた。
 
蓮『何だよ?鞠音…』
 
こいつのこういう態度が、無性に腹が立つ…!
 
鞠音『“何だよ”…じゃないだろ!?もう何時だと思ってるんだよ!さっさと胴着に着替えて私と手合わせしろ!』 
 
蓮は私よりも腕がたつ剣士だ。
 
しかし、これといって鍛練をするわけでもなし…
かといって特別な修業をうけることもなく…
 
生まれながらの天性…というわけだ。
 
そして不思議と周りからの人望も厚い。
 
またそれも 腹が立つ…。