朝、部活の掛け声、音楽の音、いつものように聞こえる
毎日。


今日もいつもと同じ。
そんななか、なると、アタシ、驚くことに
詩雪も一緒にはなしている。

「ねぇ、マジあいつこなくていいし。」
      ・・・
なるが言った。

アタシも詩雪はなるにさからえないから、
「「そうだね・・・。」」

しか、いいようがなかったー。

そのころ、茜が来た。

「おはよぉ~!♪」
茜が言った。


「「「・・・・・・・・・・・・・」」」


しばらく無言がつつ”き・・・。

なるがーーーー。
「・・・んでさぁ~。」
と茜なんか存在などしないかのように、
話を振った。

さすがに、茜は、おかしい・・・
と思ったのだろうか・・・。


目線を下にし・・・・
自分の机に向かっていった。

アタシは、なると一緒にいてしまうしかなかった。

なぜなら・・・
なるの言うことを聞かなければ、
きっと・・・・・きっと、
アタシにも、イジメはきてしまうからだ。


そう思うたんび、つくつ”く思うー。


アタシは、ずるい人だ。
そう思っても・・・・・・・

イジメなんてやめよう。と言う勇気すらなければ、
1人でいる自信もない。

「・・や!さや!?・・・ぼーっとして、どうしたの??」
詩雪が言ってきた。

「・・ん・・。いや、なんでもないっ!!」
アタシは、ウソをついた。
本当は茜のことを、考えていた。

「ふぅ~ん・・。ならいいけどっ☆!」

「ねぇ、そういえば・・・・もう10月だぁ。」
なるが言った。

もしかして、茜の次は、アタシがイジメ・・・
くるとか・・・・・
ないよね??


・・・・まさかねっ★
とんかく、自分でそう言い聞かせた・・。