死にたくて死にたくて、


その日は、朝練を休んだ。行ける状態じゃなかったから。



みんな朝練してるから、教室には、私だけ…。



『あぁ、あたし1人ぼっちだぁ…。』



寂しくて寂しくて、涙が出てくる。



ふと筆箱を見ると、カッターが入っていた。



あたしは、無意識にそのカッターを取ると、左手首にあて、切った。



そこにちょうど光明が来た。



『おはよう………
はっ?お前何してんの?』



光明の顔がどんどん怒りに満ちていくのが分かった。