ガラッ 私は教室のドアを開けた。 すると奈美が机にうつ伏せになっていた。 『奈美、おはよう。』 私は奈美を少し揺すりながら言った。 『う~…、あぁ美羽おはよう。 』 奈美は力なく言った。 『奈美、大丈夫? 』 『うん。昨日ちょっと夜更かししちゃってさ…。 』 奈美は少し笑って答えた。 私は奈美の笑顔を見て安心し、それから奈美とたわいもない話をした。