エレベーターに乗り、最上階の社長室へ行く。



社長室へ入ると大きな机と高そうな椅子がある。


父はいつもここへ座って仕事をしている。



いつもは散らかっているのに今日はやけに綺麗だ…



その机の上にぽつんと1つの封筒がある。



真美は何気なくそれを手にとった。



よく見ると【真美へ。】


父の字だ…



真美は封筒を開け、中に入っていた手紙を取り出した。