「いらっしゃませー。ご指名は?」
チャラ男が出てきた。
「拓也さん…でお願いします。」
「あちらのお席でお待ち下さい。」

私と佳菜は席についた。
「来てくれたんだ。」
拓也がすぐに来てくれた。「ぅ…うん」
拓也はまえとは髪の色がちがい、金髪になっていた。
私は言葉をうしなった。
拓也がいった。
「店長がうるさくてさ…もうちょいあかるくしろっていわれたんだよね…。お…おどろいた?」
「うん…」
わたしはそのことばしかいうことができなかった。
「やっぱへんだよね…?」
「ぅ…ぅぅん」
拓也は笑顔になった。
そのえがおは前とおなじですごくわたしはひかれた。
わたしは前もこの無邪気な笑顔にまけたんだ。


「お酒…のんでみる?」
え…私はおさけなんて…。
でも拓也が笑顔でいっている。
どうしよう…