「この先、通りぬけ出来ません」
まただ・・・
夢だと解っていてて見ている夢。
最初の時と同じ、夜道の山道を一人で愛車を運転している。
「今日こそは、抜け道を見つけてやるぞぉ!」
車のスピードを可能な限り落とし、目を皿のようにして左右に抜け道を探しながら走り続けた。
「この先、通りぬけ出来ません」
五回目にその看板をやり過ごした時、頭の中で誰かがポツリと呟いたかのように、ふとひとつのアイデアが浮かんだ。
「そうだ、戻ろう!。バックで、ゆっくり戻ってみよう・・・」
看板から10メートルもバックで戻ると、不思議な事に今まで見えなかった脇道が右にも左にもあった。
「バックで脇道へ入って行けば、おそらくこの迷路から抜けられるはずだわ!」
その通りだった、ステアリングをゆっくりと切って、右の脇道へバックのまま後退し続けると、山道から抜け出し市街地へと道が開けていた。
愛穂は、そこで目を覚ました。
まただ・・・
夢だと解っていてて見ている夢。
最初の時と同じ、夜道の山道を一人で愛車を運転している。
「今日こそは、抜け道を見つけてやるぞぉ!」
車のスピードを可能な限り落とし、目を皿のようにして左右に抜け道を探しながら走り続けた。
「この先、通りぬけ出来ません」
五回目にその看板をやり過ごした時、頭の中で誰かがポツリと呟いたかのように、ふとひとつのアイデアが浮かんだ。
「そうだ、戻ろう!。バックで、ゆっくり戻ってみよう・・・」
看板から10メートルもバックで戻ると、不思議な事に今まで見えなかった脇道が右にも左にもあった。
「バックで脇道へ入って行けば、おそらくこの迷路から抜けられるはずだわ!」
その通りだった、ステアリングをゆっくりと切って、右の脇道へバックのまま後退し続けると、山道から抜け出し市街地へと道が開けていた。
愛穂は、そこで目を覚ました。