「ありがと」



「あぁ」



「いつ行く?」



「次の休みに行くか」




「うん!」



そう言った途端レイはアタシを抱き上げ寝室に向かおうとする。



「ちょ、何?」


ジタバタするアタシをもろともせず、ベッドに下ろされ



「急に何?ご飯支度しなきゃ。お腹空いてるでしょ?」



「許したから触れていいんだよな」



意地悪い顔をしたレイはそう言ってキスをしてくる。繰り返されるそれに意識が朦朧とする。



「いいんだよな?」



「聞く前にもう触ってるじゃん」



「だな」



その言葉を最後に、スイッチが入ったレイに二度も抱かれた。
相変わらずレイには、逆らえない。