「行くわ」




そう言い煙草を揉み消し立ち上がったレイにアタシは



「いってらっしゃい」




笑顔を浮かべ送りだす。
玄関で靴を履いてるレイに


「ちょっと、早くしてくんない?この顔で待ってるの意外と恥ずかしいんだから」


拗ねた声で言うアタシに
レイは



「じゃあ止めればいいだろ」



ため息と共に呆れた声を出す