ひとしきり泣いた後



「お腹…」



「は?」




「お腹空いてるでしょ」




そう言ったアタシにレイは笑って




「お前こそ、何も食ってないんだろ?今作ってやるから」




そう言うと身体を離しはキッチンに消えて行った