「えー!!!!!!!!!無理です!!」



小さい声で叫ぶ私。



だってこのままじゃ遅刻しちゃうよ。




「だな。無理だ。」



そう言って私の横にきた先輩。




「?」










「けど俺が居たら無理じゃなくなるの。」








ふぁさっ







耳元で声がしたと思うと同時に、私のバッグは車内へ。