「今日のはって…いつもは自信ないのか?」


「あ、ある…よ?」


「最後、疑問系になってるぞ…?でも…いつも食べる料理、俺は好きだけどな。」


最近は特に残業が多くて、帰ってくるのは深夜。


それをわかってるのに、料理を作って俺を待ってる。


…時間が時間だから、ソファーに寝ちゃってるんだけどな。


その時に食べる冷めた料理は、なによりも温かいご飯だった。


「ありがと。じゃあ早速食べて!」


促されて箸で料理を口に運ぶ。


「ん…うまい!」


「ホント?よかった〜。」


そうして仲良く料理を食べた。