あたしたちは、 学校のそばにある、人通りの少ない道のベンチにすわった。 「ねぇ、怒ってないの??」 「別に………」 あたしはそういって笑った。 「まぁ、うそつかれることがひっかかるかなぁ?」 「え………???」 動揺する。