翌朝、あたしは少し早く花の部屋の前で待っていた。



ガチャッ



「おはよ……」



「ッ!??」



昨日あんなことがあったから気まずいのか花はずっと俯いていた。



「ちょっと話そうよ……」



そういうと花は少し間をおいて頷いた。