あ〜

この人,あたしのお母さんとほくろの位置まで一緒だよ….


そう思っていると,女の子が私にしゃべりかけてきた.


「ねぇ?おねえさん高校生〜??名前なんていうの??
あたし,舞中結衣ッ!!!いま,小学5年生なのッ!!」


えっ…??

いまこの子なんて言った…??

確か…

舞中…結衣…って…


「えええぇえぇ――――ッ?!」


あたしは,思わず叫んでしまった.


だって!だって!


この子とあたし,


名前と名字まで一緒!!!


しかも,よく見たらこの子…



昔のあたしにそっくり―――ッ!!!!!


「…おねえさん…どうしたの??」
あたし(?!)は,あたしにそう言った.


「あっ!なんでもないよッ!!!えっと…名前だよね!!!あたしの名前は…」


同じだったら,怪しいよね―ッ!!!

どうしよう?!


そんな時,ふと思いついたのはいま人気のモデルの名前だった.