妊娠はしていない


運命の分かれ道、私は恐る恐る調べた


すると――・・・


見事に当たり。妊娠していた


「だろ?妊娠してんじゃん。で、下ろせって言われたんだ?」




運命の分かれ道、私は恐る恐る調べた


すると――・・・


見事に当たり。妊娠していた


「だろ?妊娠してんじゃん。で、下ろせって言われたんだろ?」


そう優しい口調でしゃべる萄哉は私を見つめる


切なそうな顔をして


私はその場から逃げ出した


もしかしたら私は甘いのかもしれない


だけどだからってこんなに不幸にしなくても


「なんでこうなんの!!?」


萄哉が後を追ってきた