ちゅ…

優しく、唇と唇が触れた。

「……」

やはり緒里の時のように
無言だ。

「瑠衣君?」

そっと目を開けると…

「めい」

そこにいたのは今までの
瑠衣君ではなかった。

「続き、する?」

「え?」

ドサッ

次の瞬間あたしはベッドに
押し倒されていた。