「もぅ…着替えてくるね!」

ブツブツ言いながらも自分の部屋に
引き返して行く。

「やっぱりめいはおもしろいね」

「たぶんめいちゃんなら僕らのアレを
上手く治せたりして?」

「そーだったらいいんだけど」

2人の会話を聞きながら緒里は新聞を
広げていた。

10分後、メイド姿でめいが現れた。

「やっぱりまだメイド服は慣れないね」

苦笑いをしながら服をつまむ。

「そんなことないと思うよ?可愛いじゃん」

「そ、そうかな?」