「いたぁ」

着替えの個室から出ようとした拍子に
誰かにぶつかってしまったようだ。

「だ、大丈夫ですか?」

「あぁ…お前こそ…」

「っ!?」

そこにいたのは見たことがない
男子が1人あたしを見ながらビックリ
していた。

「あっ、あの…」

ダッ

質問する前に走って逃げられて
しまった。

「誰だったんだろ?」

再び立ち上がると、急いで3人が待つ
部屋へと向かう。