「…随分と遅かったじゃねーか、愁。」 その声に、唯華と結月は目を見開き、戦場へと向き直った。 「!?」 そこにあったのは、彼女たちが予想したような悲惨な光景ではなかった。 頭から真っ二つに切られたシャドウが立ち尽くす姿が、そこにはあった。