唯華は、弓矢を構え立っていた。



さっきまで青ざめていた顔を真っ赤にしながら、さらに矢を放つ。





ヒュッ――






ギィヤアアアアアア







今度は右胸に当たった。



再び噴き出す、どす黒い血…