「ゴメン!日向さん!あのお店可愛くって、つい…」

「きゃっ!光ヶ原高の制服よ!」


しばらくして、少女の友人であろう白蘭の女生徒が、彼女にかけ寄った。

彼女たちの愁たちへの反応は、普通の白蘭の生徒が光ヶ原の生徒に見せる反応そのもので、毛嫌いされているにも関わらず、愁たちは少しほっとした。